チィーッス!シロタカです!どうもシロタカでーす!!
お久しチィーーーッス!!
ムックのニューアルバムが出たよ。
『シャングリラ』。素晴らしい。
ムックを聞くようになって早5年。
ハマる決定打となったアルバム『極彩』以来の傑作ではないでしょうか。
いや、それ以降の『志恩』『球体』『カルマ』もとてもいいアルバムなんだけど、彼らはどちらかというとコンセプトアルバムの体が強いと言いますかね。
志恩は民族系、球体はメタル寄り、カルマはダンスやテクノ?みたいなね。
そうではなく!
このシャングリラ。
ものすごいガチャガチャ感。
統一感など、んなぁい。
おもちゃ箱をひっくり返したようなアルバムです。極彩以来。
なのにどこをとってもムック。すごいムック。
収録曲は13曲(うちシングルが3曲)と特別多いことはないが、補って余りある満腹感。幸せです。
んだば各曲感想など。
1.Mr.Liar
今回はinst始めではない。
ノイジーなデスヴォイスのメロと、サビのメロディアスさのギャップが「塗り潰すなら臙脂」を思い出させる。
サビの「相変わらずのスレた歌に気持ちが繋がっていきそう」は、15周年という区切りの年に過去の曲を絡めてライブをやったことで出てきた歌詞だろうか……。
ボーカルありなのに、歌詞に深い意味を持たせず楽器隊の比重を強くしてるのでinstっぽいという面白い曲。
2.G.G.
ダニエル・ラドクリフ主演映画「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」イメージソング。アルバム曲ながらPVも制作されている。
どことなくBUCK-TICK的な「遊んだ」感じを覚える音作り。個人的に非常にドラムラインが好み。
サビのアレはライブで録音した観客たちの声も入ってる……のかな?
ライブ映えのする曲だなあと。
「G.G.」はたぶん「ゴシックガール」の略。
3.アルカディア
シングルから。
特別変更もなく、かつ収録曲の中では一番古いものになるので若干浮いており、「シャングリラ」より前作「カルマ」寄り?な気がする……けど、やっぱりイントロのピアノのメロディは綺麗。
4.ニルヴァーナ
シングルから。
シングル版ではなんかブツ切りから始まるような印象のあったイントロが、アルバム版では自然に!
5.ハニー
「神の星」+「リスキードライブ」的な。
極彩っぽいなーと思った曲その1。
どことなくミッシェルっぽいなーと思ったけどそっちをよく知らないのできっと気のせい。
サーフな感じのリフに荒々しいボーカルが非常によろしい。歌詞はすんげえ投げやり(いい意味で)
クソSNS(^▽^)/して楽になろう!
6.終着の鐘
少年老いやすく、学は愛なり難しという。
極彩っぽいなーと思った曲その2。
ミドルテンポで上下の少ないメロ+感情的なサビがなんとなーく昔のムック的。
7.ピュアブラック
ヒステリックなピアノにジャジーなドラムラインが新しい!
個人的に今作で一番新しいことに挑戦している気がする。
極彩収録の「25時の憂鬱」の正統進化系。
シングル「MOTHER」c/wの「ネガティブダンサー」の別視点。
連想する情景がJDAの「sister」と似てる。
8.狂乱狂唱~21th Century Baby~
タイトルで何じゃこりゃー!
イントロで何じゃこりゃー!
歌詞で何じゃこりゃー!
シャングリラ収録曲で一番ビビッときた曲。
過去作で例えると「濁空」「黒煙」に近い?
シャングリラ発売前にyoutubeにアップされた「150秒でわかるニューアルバム『シャングリラ』」で唯一サビから切り出されていない曲……だけど、サビには完全に意表をつかれたのでたぶん正解。
9.Marry you
発売前にタイトルで「!?」ってなった曲。
歌詞もノリも今までのムックにはないハッピー路線。作詞した逹瑯は昔何かのインタビューで「幸せな場面を歌っても個人的には響かないんですよね」みたいなことを言っていたのにどうしたんだ!? と思ったけど、単純にハッピーな曲ではなかったでした。
10.夜空のクレパス
綺麗曲。過去作で言うと『志恩』収録の「空忘れ」、『球体』収録の「浮遊」的ポジション。
歌詞もメロディも文句なしに綺麗で掛け値なしに名曲……なのに、他の曲の個性が強すぎて若干埋もれ気味。
でもそれくらいの立ち位置の方が似合っているのかもしれない、と思うようなそんな曲。切ないバラード。
11.You & I
「シヴァ」「ライオン」の系譜。
サビの空が見えそうな解放感が実に気持ちいい。
ラップ的というか、音符に対する文字数の多さがワシ好み。
ピュアブラックに「一寸先は闇と優・安堵・愛」って歌詞があるせいでなんとなく関係性を疑いたくなるけど無関係。
12.MOTHER
シングルから。アニメ「NARUTO疾風伝」ED主題歌。
ムックの新境地。
シングルからの変更点などは特に無いけど、相変わらず名曲オーラばりばり。
専門学生の頃のムックを知る前の俺に聞かせたら確実にハマるであろうそんなバラード。
13.シャングリラ
従来のアルバムの流れだとMOTHERを最後に持ってきそうなところを、あえて表題曲で終わらせるってのも今回の目新しいとこでしょーか。
雰囲気は暗い。「朽木の塔」ほどではないけど、「志恩」よりは暗いノリ。
サビの入り方が「君に幸あれ」とか「未完の絵画」的激情系。昔の退廃的なムックが好きって方々は結構これ好きなんじゃないだろうか。
だけど歌詞は感情的ではまったくなく、淡々とした詩のような印象。
最近のミヤくんの歌詞はどこか断片的で投げやり(ハニーみたいな)なものが多いけど、これは物語的で、うまく言えないけど、ムックの未来を予感させる。
あとはiTunesなんかにCDをつっこめばより楽しめるんじゃないでしょうかみたいな。
ムックらしい遊び。色んな意味で。
こいつらやっぱアホだ!!
ムックにハマってちょうど5年でこんな素晴らしいアルバムを手に取れて嬉しい。
『カルマ』のときに「これ(カルマ)は過渡期的なアルバムなんで」ってインタビューで言ってたのがまったく嘘じゃない仕上がり。これぞムック!と胸を張って言える傑作だと思います。
今まではムックに興味を持った人には極彩を薦めてたけど、これからはコイツで行けるなと。
いやームック成長したな!
いいアルバムです。オススメ!
お久しチィーーーッス!!
ムックのニューアルバムが出たよ。
『シャングリラ』。素晴らしい。
ムックを聞くようになって早5年。
ハマる決定打となったアルバム『極彩』以来の傑作ではないでしょうか。
いや、それ以降の『志恩』『球体』『カルマ』もとてもいいアルバムなんだけど、彼らはどちらかというとコンセプトアルバムの体が強いと言いますかね。
志恩は民族系、球体はメタル寄り、カルマはダンスやテクノ?みたいなね。
そうではなく!
このシャングリラ。
ものすごいガチャガチャ感。
統一感など、んなぁい。
おもちゃ箱をひっくり返したようなアルバムです。極彩以来。
なのにどこをとってもムック。すごいムック。
収録曲は13曲(うちシングルが3曲)と特別多いことはないが、補って余りある満腹感。幸せです。
んだば各曲感想など。
1.Mr.Liar
今回はinst始めではない。
ノイジーなデスヴォイスのメロと、サビのメロディアスさのギャップが「塗り潰すなら臙脂」を思い出させる。
サビの「相変わらずのスレた歌に気持ちが繋がっていきそう」は、15周年という区切りの年に過去の曲を絡めてライブをやったことで出てきた歌詞だろうか……。
ボーカルありなのに、歌詞に深い意味を持たせず楽器隊の比重を強くしてるのでinstっぽいという面白い曲。
2.G.G.
ダニエル・ラドクリフ主演映画「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」イメージソング。アルバム曲ながらPVも制作されている。
どことなくBUCK-TICK的な「遊んだ」感じを覚える音作り。個人的に非常にドラムラインが好み。
サビのアレはライブで録音した観客たちの声も入ってる……のかな?
ライブ映えのする曲だなあと。
「G.G.」はたぶん「ゴシックガール」の略。
3.アルカディア
シングルから。
特別変更もなく、かつ収録曲の中では一番古いものになるので若干浮いており、「シャングリラ」より前作「カルマ」寄り?な気がする……けど、やっぱりイントロのピアノのメロディは綺麗。
4.ニルヴァーナ
シングルから。
シングル版ではなんかブツ切りから始まるような印象のあったイントロが、アルバム版では自然に!
5.ハニー
「神の星」+「リスキードライブ」的な。
極彩っぽいなーと思った曲その1。
どことなくミッシェルっぽいなーと思ったけどそっちをよく知らないのできっと気のせい。
サーフな感じのリフに荒々しいボーカルが非常によろしい。歌詞はすんげえ投げやり(いい意味で)
クソSNS(^▽^)/して楽になろう!
6.終着の鐘
少年老いやすく、学は愛なり難しという。
極彩っぽいなーと思った曲その2。
ミドルテンポで上下の少ないメロ+感情的なサビがなんとなーく昔のムック的。
7.ピュアブラック
ヒステリックなピアノにジャジーなドラムラインが新しい!
個人的に今作で一番新しいことに挑戦している気がする。
極彩収録の「25時の憂鬱」の正統進化系。
シングル「MOTHER」c/wの「ネガティブダンサー」の別視点。
連想する情景がJDAの「sister」と似てる。
8.狂乱狂唱~21th Century Baby~
タイトルで何じゃこりゃー!
イントロで何じゃこりゃー!
歌詞で何じゃこりゃー!
シャングリラ収録曲で一番ビビッときた曲。
過去作で例えると「濁空」「黒煙」に近い?
シャングリラ発売前にyoutubeにアップされた「150秒でわかるニューアルバム『シャングリラ』」で唯一サビから切り出されていない曲……だけど、サビには完全に意表をつかれたのでたぶん正解。
9.Marry you
発売前にタイトルで「!?」ってなった曲。
歌詞もノリも今までのムックにはないハッピー路線。作詞した逹瑯は昔何かのインタビューで「幸せな場面を歌っても個人的には響かないんですよね」みたいなことを言っていたのにどうしたんだ!? と思ったけど、単純にハッピーな曲ではなかったでした。
10.夜空のクレパス
綺麗曲。過去作で言うと『志恩』収録の「空忘れ」、『球体』収録の「浮遊」的ポジション。
歌詞もメロディも文句なしに綺麗で掛け値なしに名曲……なのに、他の曲の個性が強すぎて若干埋もれ気味。
でもそれくらいの立ち位置の方が似合っているのかもしれない、と思うようなそんな曲。切ないバラード。
11.You & I
「シヴァ」「ライオン」の系譜。
サビの空が見えそうな解放感が実に気持ちいい。
ラップ的というか、音符に対する文字数の多さがワシ好み。
ピュアブラックに「一寸先は闇と優・安堵・愛」って歌詞があるせいでなんとなく関係性を疑いたくなるけど無関係。
12.MOTHER
シングルから。アニメ「NARUTO疾風伝」ED主題歌。
ムックの新境地。
シングルからの変更点などは特に無いけど、相変わらず名曲オーラばりばり。
専門学生の頃のムックを知る前の俺に聞かせたら確実にハマるであろうそんなバラード。
13.シャングリラ
従来のアルバムの流れだとMOTHERを最後に持ってきそうなところを、あえて表題曲で終わらせるってのも今回の目新しいとこでしょーか。
雰囲気は暗い。「朽木の塔」ほどではないけど、「志恩」よりは暗いノリ。
サビの入り方が「君に幸あれ」とか「未完の絵画」的激情系。昔の退廃的なムックが好きって方々は結構これ好きなんじゃないだろうか。
だけど歌詞は感情的ではまったくなく、淡々とした詩のような印象。
最近のミヤくんの歌詞はどこか断片的で投げやり(ハニーみたいな)なものが多いけど、これは物語的で、うまく言えないけど、ムックの未来を予感させる。
あとはiTunesなんかにCDをつっこめばより楽しめるんじゃないでしょうかみたいな。
ムックらしい遊び。色んな意味で。
こいつらやっぱアホだ!!
ムックにハマってちょうど5年でこんな素晴らしいアルバムを手に取れて嬉しい。
『カルマ』のときに「これ(カルマ)は過渡期的なアルバムなんで」ってインタビューで言ってたのがまったく嘘じゃない仕上がり。これぞムック!と胸を張って言える傑作だと思います。
今まではムックに興味を持った人には極彩を薦めてたけど、これからはコイツで行けるなと。
いやームック成長したな!
いいアルバムです。オススメ!
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シロタカ
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性別:
男性
趣味:
昼寝、音楽、散歩、
絵、模型、写真、、、。
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好きなもの:ムック、藍坊主、赤、辛いもの、マンゴー、SDガンダム(特に武者頑駄無)
苦手なもの:においが強いもの
苦手なもの:においが強いもの
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