とても長ぁいトンネルを、我が脚で歩いて抜ける夢を見たンでスよ。



もともと弟と母ちゃんと一緒に歩いてたんだけど、弟は先々歩いて云って同じところへ出るもうひとつのトンネルに行ってしまってね。
俺と母ちゃんの二人。

後ろから他にも人や、人でないやつらがきてたりもしましたが。



トンネルの中も人でいっぱいでね！
車は何故か全く通らないんだけど。

壁のくぼみで「うぅあ……」って呻きながらもがいてる人やら、血だらけで明らかに失血しまくりでやばいのにそこから動かない人とかね。
その辺で呻きながら寝てる人とか。
首とか身体の一部がない人とか。
阿鼻叫喚てやつでしたねん。

たまに人が俺に覆いかぶさってきたりするんだけど。血まみれで。

血がつくじゃんぎゃー！って思っても、血はおろかその人にすら触れられないと知って初めて、その人たちがこの世のものではないと知る。

母ちゃんがずっと具合悪そうにしてたのはそのせいだったのかね。

でまぁ、そんな思いをしながら、母ちゃんの手を引きながらでやっとの思いでトンネルを出て、安心して終わりな夢。
ぶっちゃけ気持ち悪いくらいリアルだったけどあんまり怖くはなかったよね。

俺、霊感みたいなものとは無縁だから全然そういうのないもの、実際には。

夢の中で見た夢では起きたら12時30分だったけど、実際に起きたら9時30分ですごく安心したあ！